すべての道は食に通ず

部屋の広さ、間取り、壁紙やカーテンの色、
もちろんキッチンの配置や広さ、食器のデザイン、
洋服、髪型、化粧などなど、
ももさんにとって、それらは最終的に
食に通じている。

美味しい食と出会うため、
食を美味しく食べるため、

暖かい日がつづいて、
いつもより少し遅れていた桜が咲き始めたとき、
何か新しいことが始まろうとしている予感がした。
その予感に従うように、
服を選び、髪型をセットした。それから、
ももさんは自分の中にある声をを聴こうとした。
いま、自分が食べたいと思っているのはなになのか、、、

名古屋市の地下鉄名城線・矢場町駅から歩いて数分のビストロ・カルナヴァルへ。
ここには何度も訪れている。
美味しい食事とワインがあるからだ。
それと、そば粉を使った本格的なガレットがある。
前菜、魚料理、肉料理を食べたあとに、
ももさんが注文したのは、
野菜を煮込んだラタトゥイユ、生ハム、玉子、チーズのガレット。

さんざん食べた後に、ガレットを食べるのがいい。
ワインもたくさん飲んだので、
帰るときに足がふらついたけれど、
ももさんは、
そんなことは気にしない。

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