仕事場に向かう途中にイングリッシュスクールというか、英語の保育園というか、
そんな感じのものがあって、
欧米系の小さな子どもたち、3、4歳くらいかな、
そんな子どもたちを連れたお父さんやお母さんを、
ブルーのTシャツを着たお姉さんたちが出迎えている場面によく出くわすのである、、
その場合は英語で出迎えているのだけれども、グッドモーニングだったかな、そんな感じ、、、
今朝もそんな場面に出くわしたんだけれども、
先の方から歩いてくる背の高いお父さんと小さな子どもの姿が見えて、、
日差しが強くなってきたからなのか、
半ズボンを履いたお父さんは黒いサングラスをしていて、
手を繋いで横でちょこちょこと歩いている金髪の男の子も生意気に黒いサングラスをしているのであった、、
それが、男の子の顔が小さくて、サングラスの大きさと合っていないものだから、
お笑いのコントをやってるような雰囲気に見えるのだった、、
ひょっとすると、いつも出迎えてくれるブルーのTシャツを着たお姉さんたちを笑わせるために、
わざとサングラスをかけてきたのかもしれない、、
ジョークというやつである、しらんけど、、
それにしても、平日のこんな時間に、半ズボンを履いて、
子供と手を繋いでふらふらと歩いているお父さんは、どんな仕事をしているのだろうか、、
ぼくは、まったく困ったサングラス野郎たちである、と、ひとり自転車のペダルを漕ぎながら、
文句を言いながら、気持ちの良い風に吹かれていたんだけれども、
すっかり朝ご飯を食べるのを忘れて出かけてきてしまったため、ちょっと小腹がすいたことに気がついたのである、、
ローソンで菓子パンでも買っていこう、そんなふうに考え、自転車をゴミ箱に立てかけて店内へ、
このローソンの好きなところは百円のアールグレイのペットボトルがいつもあるところである、
ぼくはそれを手にとって、それとパンコーナーへ行って、なんのパンを買おうか迷っていると、
新発売らしきものとして、バケットクロワッサンなるものが置いてあったのである、
中には卵とかお芋とかが入っているらしい、、
ぼくはそれのお芋を手にとってレジへ持っていくと、
いつもの南米系か中国系かわからない男性スタッフが270円ですと丁寧に応えた、、、
この店のスタッフはみんな丁寧で優しい、、
ぼくは財布からパラパラと小銭を渡して、それからお釣りを待っていると、、、
自分では300円を渡したつもりになっていたのである、、
しかし、その南米系か中国系かわからない男性スタッフが270円です、と、
もう一度確認するように言うものだから、あれっと思って、
今、いくら渡しましたか? と聞くと250円です、と言うのである、、
どうやら100円玉と50円玉を間違えて渡してしまったようである、、
ぼくは、じゃあ、という感じで小銭を追加して渡すと、
南米系か中国系かわからない男性スタッフは、いいですよ、という感じで微笑んでお釣りを渡してくれた、、、
そのあと、ぼくは再び自転車に乗って、、仕事場へと向かったのである、、、
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