暮らすように染め、織る

糸の色に惹かれた

ただ、今、春日さんは365日織っているタイプなのだと、ご自身で言っていた、
一日5分でいいから糸に触れていないとだめ、ストレスがたまるとも、

ようするに、染めること、織ることと暮らすことが一体となっているわけで、
だんだんとそんなふうな暮らしへと近づいていったということか、、
それは自分の暮らしやすい暮らし方を見つける旅を続けてきて、
今にたどり着いたということなのかもしれない、、、

暮らすように染め、織る、
それはもはや生きることそのものといっていい、

複雑でラフが感じの色がいい

おもしろいのは、最初は、そんな感じではなかったのに、染織から離れることはできずに、
いつの間にか、暮らすように染め、織るようになっていたというところである、、
ある意味、導かれるように、、、

やっぱり、なんというか、なるようになる、と言っていいのかどうかわからないが、
ぼくの信条である「なるようになる、なるようにしかならない」に近いような気もする、

現在、糸を紡ぐのは羊毛が主体で、綿、麻、絹は買ってきたものを染めている場合が多いという、、

草木には黄色に染まるものが多いので、黄色はいろいろな材料を使うが、赤色は茜、あと藍建てという発酵してつくる藍色の染液を使ったりしているそうだ、

つくるものはラグやストールなど、

前から糸は好きだった、うん、多分そうなんだと思います、、
服は好きだったし、布も好き、色が好きっていうのも、あったので、、
またなんかね、絵を描くのとは違う色のつくりり方をするので、
そこにまずは惹かれてっていうのがあると思います、

手織りの場合は、経糸と横糸で1枚をつくっていくので、
経糸が赤で横糸が青だったら、全体で見ると紫っぽく見えるんですけど、
なんか、そういう世界だったりとか、ま、やっぱり、独特の感じがありますね、

鮮やかな赤色も微妙な変化がある、

これからも、こんなふうに暮らしていく

糸が転がる暮らし、それがなんかいい、
春日さんは糸の師匠という方がいて、
その師匠が染め、撚った糸はほかにはない魅力があるのだという、

春日さんがそう言うように、
糸の色は、ずっと見ていたくなる独特の深みのようなものがある、、
絵の具でもなく、自然の花の色、空の色、緑の色とも違う、

人工的なものであって人工的でないというか、、、暗いけど明かるというか、
そんな不思議な魅力のある色を持つ染められた糸で織られたものには、
何かが宿っているとさえ感じる、、

春日さんは、先々のことを考えるよりも、今にベストを尽くしたほうがいいな、
と話す、

おそらく今までも、そんなふうに、毎日を暮らしてきたのだろう、きっと、
糸を紡ぎ、染め、織る、そんなふうに暮らし、
これからも暮らしていく、

そのつくる過程で、はっとした驚きに出会い、喜びを見つけていく、
それが小さなこと、些細な変化であればあるほど、
この暮らしを大切にしたいという気持ちが大きくなる、そんな気がするのである、

春日さんの染織工房であるハルン染織物には、ぽかぽかで、ゆったりとした時間が流れていた、、

本当は昨年中に記事をアップする予定だったのだけれども、
引っ越し、入院などが重なって、遅れてしまった、、、
春日さんの展覧会の情報も告知したかったのだが、それも叶わなかった、

話を聞いたときには、完成品のストールやラグがなくなってしまった時期だったようで、
それらの写真は撮れなかったけれども、
春日さんのインスタにはたくさんの写真が掲載されているので、
それを見て、暮らすようにつくることを、ふんわりと感じてほしい、、
下記のリンク先であるホームページからいろいろ飛べるので、ぜひ

※春日さんの羊毛のコースターをkinjoショップで販売します、

ハルン染織物  春日 麻衣子

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