だから、もう少し早く家を出たほうがいいと思う、
ジミーペイジに似た長髪、がに股の若者が、
いつもの朝のように、カンカンカンと踏切の音が鳴っているときに、
自転車に乗るぼくの横を、変な走り方で走りぬけていった、、、、
電車に間に合うかねえ、、、
先週末、名古屋でもうっすらと雪に覆われた、、
名古屋で雪が降るのは年に数回程度、めずらしいことである、、
ぼくは大学時代の4年間、北海道の帯広というところに暮らしていたのだけれども、
10月の終り頃だったか、11月に入ってからだったか、
初雪がちらちらと舞いだすのである、、
ああ、これから冬がやってくるんだなあと感慨深くなったのをおぼえている、
冬眠のような感覚といったらいいだろうか、冬にこもる感覚といったらいいだろうか、、、、
ぼくはその感覚が決して嫌いではなかった、、
学生だったから気楽ということもあるかもしれない、、
名古屋の雪はそんなこもる感覚はまったくない、、
お、雪だ、とちょっと気分が上がる感覚といえばいいだろうか、、、
北海道の冬は寒いけれども、なんかよかった、、、
今の家に引っ越して3か月程度、
まだ完全に慣れたわけではないけれども、少しずつ周辺の環境や道がわかってきた、、、
そうか、この道とこの道がつながっているんだ、とか、
この辺りは不思議なレトロ感があるなとか、
近所の人たちとは挨拶する程度で、まだ交流がないので、
具体的にどんな人たちが周りにいるのかよくわからないけれども、、
朝すれ違うジミーペイジ似の若者や
朝、缶や瓶を捨てるところに立っているおじさん、など、
少しずつ親しみが持てる人たちも見つけるようになった、、
それと、空き家だった隣の家に新たに家族が入居した、
引っ越しのあいさつに来てくれて、
母さん、お父さん、高校生の娘さんの3人家族のようである、、
ぼくもまだ引っ越してきたばかりなんです、と告げると、
ちょっと驚いていた、、
反対側の隣は、大きな家だけれども、おそらくおばあさんの一人暮らしではないだろうか、、
お正月に息子か娘が孫を連れて遊びに来ているようであった、、
近くに土日だけ営業している小さなパン屋さんがある、、
2度ほど買ってみたけれども、とても美味しいパンである、、
自宅に増設した部屋でパンを販売している感じで、
おばさんが一人でやっている、
すぐ近くにこんなパン屋さんがあるのは、うれしいものである、
ぼくは寒いけれども、ほぼ毎日自転車で移動をしている、
やっと以前のリズムが戻ってきたような気がするのである、、


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