山の中でハム、ソーセージをつくる ゴーバル

一枚の写真にやられてしまった、、
心をぐっと持っていかれてしまったのである、、
それはまさに心がざわつく風景だった、、

文 小出朝生   写真 筒井誠己

一枚の写真と出会う

山のハム工房 ゴーバルという存在を知ったのは、
クラフトビールのBREWPUB OZONE(名古屋市)だった、
ビールと一緒に頼んだソーセージが、
岐阜のゴーバルというところがつくっているものだと
シェフの松葉さんが教えてくれたのである、、
すごいところですよ、と、

ぼくは、へえーという感じで一口食べると、
美味しいなあ、、とびっくりした、、、
そして、、、
スマホでゴーバルと検索して、出会ったのが、、
一枚の写真である、、
なんだこれ、、と声をあげそうになった、、
日本の風景なのだろうか、いつの時代のことなのか、
そんなふうな疑問を持ちながらホームページを読み進むうちに、
不思議な感覚にとらわれてしまった、、、
ふいに、あまりに唐突に、
自分の理解の及ばない世界の存在を知らされた気分だったのである、、

ゴーバルのホームページから写真をお借りしました

その時から、機会があったら訪ねてみたいなあと思うようになった、、

全国から働きたい若者がやってくる

「山のハム工房ゴーバル」は、は岐阜県恵那市串原地区でハムやソーセージをつくっている、
標高600mのほんとうに山奥で、そこは山間の人口800人程の小さな集落である、、
そんな場所で、ゴーバルは合成添加物を一切使わず、昔ながらのつくり方で、
豚肉の生産から食肉加工を一貫して行なっているのである、、
働いているのは、全国からゴーバルで働きたいとやってきた若者と、
近所の方たちで、スタッフは研修生を含めて30名ほど、、

松本さんは、新しくクラフトビールづくりに挑戦したいと話していた、ハム、ソーセージと合うから、今後、どんなビールが生まれてくるのか楽しみである、、

今回、ゴーバルを訪ねて、お話を聞いたのは松本遼さん、、
松本さんは、ゴーバルで長く働いている一人である、、
松本さんが取材の後に、資料を送ってくれたのだが、そこには、
ホームページにも書かれている文があった、、下記のようなものである、、、

1980年。アジアの草の根の人々と共に学び集う場所を作りたいと、
石原と桝本と仲間数人で岐阜の山間に入り「アジア生活農場ゴーバル」という名前でスタートしました。
”Living is sharing”(生きることは分かち合うこと)という理念のもと、
牛や羊を飼い毛刈り体験をしたり、子ども達を集めて林間学校をしたりしていました。
そんな中、生活の柱となるようにと食肉加工をはじめ、
少しずつ形をかえながら「山のハム工房ゴーバル」という従業員30人ほどのハム工房へと変化して来ました。
形は変わっても、創業当時の”Living is sharing”という理念はそのままに、田舎に暮らしながらハム作りを通して「分かち合い、共に生きるためのもの作り」を模索し続けています。

山の中にあるゴーバル、取材の日はとてもいい天気で、空が青くて気持ちよかった、、

ぼくは、この文章を納得するような形で理解するのに、、かなりの時間を要してしまった、、、
まず、たんなるハム、ソーセージをつくるところではないということが、この文からは伝わってきたからである、、
不思議な感覚にとらわれたのが、
アジアの草の根の人々と共に学び集う場所を作りたい」という言葉である、、
これはいったいどういう意味だろう、、、
あまりに今のぼくの暮らしとかけ離れていて、、、

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