以前ならペットボトルのお茶や紅茶、ときにはコーヒーなどをコンビニで購入して
それを合間に飲んでいたのだけれども、最近は空のペットボトルに水道水を流し込んで、
それを合間に飲んだりしている、、、
そういえば1年とちょっと前に亡くなった母親が、水筒に水道水を入れて飲んでいたし、
家にいるときも、コップに水道水を入れて飲んでいた、、
お茶とかもう少し味のあるものを飲んだらどうかと尋ねたことがあるけれども、
水が一番いい、という返答だった、、
ぼくにはよくわからない感覚だなあと思った、、
それが最近は水の良さが少しだけ分かるようになってきた、、、
なんなんだろうか、、もうすぐこの世ともおさらばするということだろうか、、、
大動脈解離を患ってから、その後の定期検診で、
担当医から、必ず、ちゃんと水分を取っていますか? と聞かれる、、
まあ、自分なりに気をつけていますが、、1リットルは飲めないです、、半分くらいか、、
そんなふうに曖昧に答えると、担当医も曖昧な顔になって、う、うーん、と
納得したのかしていないのかよくわからない返事をする、、
高校時代、運動した帰りに、高校の近くの駄菓子屋のようなところで買った
ファンタオレンジのペットボトル500mlを一気に飲み干したことを今も鮮明に憶えている、、、
今じゃ、あんなことは到底できないけれども、
それでも、その後も炭酸のジュースはよく飲んだ、、
なんだったら今もマックのセットでついついコーラと頼んでしまうほど、、、
ぼくは炭酸のジュースとともに生きてきたと言っても過言ではない、、
それなのに単なる水を飲むようになったのは、、やっぱり身体が変化してきている証なのだろう、、、
ただ、変化は水を飲むようになったことくらいで、あとはあまり変わっていない、、、
ハンバーガーも食べるし、カツ丼も食べるし、カレー、ラーメン、チャーハンなど、
昔から食べるものはそれほど変わっていない、、
それほど野菜を意識して食べることはないし、担当医にはちょっと眉をひそめられるかもしれないけれども、
とくに塩分を気にしていることもない、、、
人間は変わらないものだなと思うが、ひょっとして、もしかして、変わらいのはぼくだけかもしれないとも思う、
医者の言うことなんて聞いてられるか、と突っぱねながら、ある日突然、心臓が止まって倒れる、
そんな未来が見えるようだ、、
しかし、今、ぼくの頭の中の多くを占めているのは、ある自転車をどのように組み立てようか、ということである、
すでに自分用の自転車が3台あるにも関わらず、もう一台、かなり古い自転車のフレームがあって、
それを今年には組み立てたいと考えている、、
その自転車のフレームはミキストと呼ばれる形状をしていて、、乗り降りがしやすいように、、
トップチューブという一番上の鉄のチューブが斜めに傾いている、、
これから年老いて、よぼよぼになって、それまで生きていればだけれども、
そうなったときに自転車をまたぐことができないとき、このミキストなら、足をひょいとすれば乗ることができる、
用もないのに自転車に乗るという暮らしができなくなってしまったら、、
もともと用のない人生なのだから、楽しみがなくなってしまうと恐れたからだ、、、
そんなよぼよぼになって、それでもまだ自転車に乗る気力があったなら、、、
そのときは、水筒に水を入れて用のない旅に出よう、と思う、、、
(画像はAI)
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