さあて、引っ越すか、、

敬愛する内田百閒は、いつもお金に困っているけれども、
今の感覚とだいぶ異なるので、、不思議に感じることがある、
阿房列車も、まずお金を工面することからはじまっていくのである、

いや、阿房列車の旅をしようと思って、そのためには、切符を買うにしてもお金がいるから、
どうやってお金を工面するかを考え、行動するのであった、、、
借金をして旅をするという感覚がよくわからないけれども、
昔は特別不思議なことでもなかったのだろうか、、

借金に対する感覚も、内田百閒独特なのかどうかわからないけれども、
ぼくの感覚とはだいぶ違うのであった、、
借金して旅に出て、飲み食いに惜しみなく使ってしまうし、
ときには、誰かにお金を工面するために、違う誰かからお金を借りたりしている、、

その経緯を、抑えた筆致で綴る文章が、たまらない、

内田百閒は決して笑わない、

今度、ぼくは自宅を引っ越すことになったのである、、
名古屋の北の方を流れている矢田川の近く、桜の木が庭にある家である、
そこで新しいことを始められたらいいなあ、と考えているが、
今は内田百閒先生ではないが、、
お金をいろいろ工面しないといけないなあと、そればかりが心配なのであった、、、

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