圧倒的な、わからなさ、だった、、、、
大府の鈴木バイオリンの見学が終わって帰ろうとすると、
同じ敷地内に変わった小さな洞窟のような建物があって、
その中に一人の女性がいて、、
何かを売っているようだったのである、、
ちょっと見せてもらっていいですか、と中の女性に声をかけると、
どうぞ、と気さくに応えてくれて、
そこから少し話が進み、いろいろ説明をしてもらうと、、、
ここはオリーブオイルを売っている店で、、、
しかも、知多半島で栽培しているオリーブてオリーブオイルをつくって、
それを販売している、ということだった、、、
このへんでオリーブを栽培しているんですか?
と聞くと、
いろいろな方が栽培をしている、という、
個人でも栽培しているし、オリーブの栽培を進める活動をしている団体もあって、
そういった方々からオリーブを分けてもらったり、
また、4年ほど前から、自分たちでもオリーブの栽培を始めて、
それらオリーブを集めて絞って、このオリーブオイルをつくっていると話してくれた、、

オリーブオイル専門店「白いオリーブ」。実をつけた時には緑色なのに、熟すにつれて白くなる珍しい白いオリーブがあるらしい。店名はそこから。「知多半島オリーブ」をはじめ、イタリアと日本の美味しいオリーブオイルだけをセレクトして販売している(この写真だけホームページからお借りしました)
なんかすごい壮大な話をしているけど、
いったいどういうことだ? とぼくは頭が混乱してしまった、、、
この女性はいったい何者なんだ?
よくわからないなあ、
ほんと、圧倒的なわからなさ、だったのである、
でも、すごいおもしろそうだから、
一度、ゆっくりお話を聞かせてくださいとお願いをして、、
販売されていたオリーブオイルを買ってみた、、、
家に帰ってオリーブオイルを使ってみると、
その濃厚さ、新鮮さにびっくりした、、、
え、なんなんだ、、、これは、、、
わからないけれども、とにかく、話を聞こう、と
あの女性、亀山絵美さんに電話をした、
詳しい話を聞きたい旨を伝えると、
じゃあ、大府市のげんきの郷の裏の畑でオリーブの作業をしていますので
そちらへ来てください、と、、、
当日、カメラマンの筒井さんと待ち合わせて、、、
げんきの郷の裏へ行ってみると、そこには広大な耕作地が広がっていた、、、
これまで何度もげんきの郷へは野菜を買いに訪れているが、、
すぐ裏にこんなに広い土地があったなんて知らなかった、、、
向こうのほうで4人ほどで作業している姿が見えた、、
きっとあれだね、、
どうしてオリーブを栽培して、オリーブオイルをつくっているんですか?
いや、それよりもまず、亀山さん、
あなたはどんな方なんですか?
ぼくが知りたかったのは、そのことだ、、、

イタリア在住20年、「知多半島オリーブプロジェクト」を立ち上げた亀山絵美さん
そのあと実際にいろいろ話を聞いたのだけれども、
要するに亀山さんは行動の人なのだ、、、たぶん、、
こうしたいと思ったと同時に行動に移している、、、
それが成功するのか失敗するのかなんて関係ない、
というか、そんなことさえ頭に浮かばず、、とにかく行動せずにはいられない、
そして、いろんな人と関わりながら何かを実現していく、、
きっと、亀山さんはそんな人なんじゃないだろうか、、
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