座って、注文して、食べて、帰る

やよい軒によく昼食を食べにいくんだけれども、
最近改装されて、だいぶ雰囲気が変わってしまった、、
以前は入り口で食券を購入して席に座って、
その食券を店員さんが取りに来るという順番だったんだけれども、、

改装後は、
まず席に座って、そこに設置されている画面から食べたいものを選び、
食べ終わったら、
出入り口の自動会計機で自分で会計を済ませるという順番になった、

なにがどう雰囲気が変わったかというと、
店員さんとの触れ合いが極端に減ってしまったのである、
座って、注文して、食べて、帰る、
なんか、あまり人の気配を感じることなく、
そんなふうに食べるのは、なんか味気ないなあと思って、、

店としては、働く店員さんの人数を減らしたかったのかな、たぶん、
昼食時が一番混雑するはずだから、
その時間帯に合わせていると、どうしても人数を確保しないといけないし、
でもほかの時間帯はそんなに人数はいらないし、で、
いろいろ考えた結果、とにかく自動化だ、となったのだろう、
ま、わからんでもないが、、

昨日、カメラマンの筒井さんと大府にある鈴木バイオリンに行ってきた、
名古屋市中川区に工場があったころに3、4回見学させてもらっていて、
いつのまにかその工場がなくなって、
どうしたんだろうと検索してみたら、千種区に移ったような感じだったが、
その場所に行っても見つけられず、
そしたら、いつの間にか大府に移っていたようで、
やっと念願がかなって、大府の工場(?)、工房かな、
とにかく見学できて、よかった、、、
工場長の谷口さんはすでに退職していたけれども、
まだお元気のようで、それもよかった、、
その取材についてはまたのちほど、ということで、、

それよりも、帰りに立ち寄った中華料理店である、
ガストでも動いているR2-D2みたいなロボットが、
その店でも動いていて、食事を運んでいたのである、
まいったね、

ほとんど手作業のバイオリンづくりを見学したあとに、
ロボットと出会う、
世はまことに不可思議じゃのう、、、

でも、やっぱり、ぼくは人の気配を感じていたいし、
あいさつや言葉のやり取りをしたい、
ちょっとしたことでいいんだよなあ、
手を握ってくれとはいわない、むしろ握らなくていい、
ありがとう、とか、こんにちは、とか、
軽く会釈するとか、
そんなやり取りがいい、

だれかが何かの思いを込めて手を加えたものに、
そっとふれたい、
そんなふうに暮らしていきたいんだよなあ、、、

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