あいちたてもの博覧会の瀬戸陶磁器会館の見学会へ行ってきた。
瀬戸陶磁器会館は昭和10年に完成している。
かなり改装されているものの、
当時のままのところも結構残っていて、、
なかなか見ごたえがあった、
名古屋市東区にある名古屋陶磁器会館は、
昭和7年に完成している。
わりと近い時期に建築されているため、
雰囲気が似ているところがおもしろかった、、
名古屋陶磁器会館は、
陶磁器業界に関わる企業や個人の寄付金と
ハシケ賃のリベートによって建てられているが、
瀬戸陶磁器会館の場合、
その資金の出どころはどこなのだろうか?
聞くのを忘れてしまった、、
ぼくが業界新聞に勤めていたころ、
瀬戸陶磁器会館には何度も訪れているが、
あまり建物そのものに注目することはなかった、、、
だから、今回、見学会に参加して、
その建物が名古屋陶磁器会館と同時期に建てられた
古い建物だということを初めて知った、
当時のまま残っている入口周辺と中に入ったところにある照明
昭和61年に新館を建築し、それに伴って、
古い建物も大がかりな改装がされているため、
一見すると、それほど古い建物には見えないのだが、
ところどころ建築当時の部分が残っていて、
そこがまた、なんかすごく、萌え心をくすぐられる、、
ああ、そんな建物だったんだなあ、、
あの頃、何も知らずに出入りしていたけれども、、、
3階の大ホールと理事長室の扉、萌えるなあ、、、
解散後、少し、瀬戸の街をぶらぶらと歩いた、
商店街に、たぶん、若者がやっていると思われる
レトロでおしゃれな店がたくさんできていて、
ああ、なんか、ちょっと変わってきているのかなあと
そんな気がした、
陶器工場からの排水によって昔は白かった瀬戸川も今はきれいな透明になっている
産業的な視点で見ると、
かつての活気は失われてしまっているものの、
それでも、やはり、瀬戸は陶器の街であることにかわりない、
瀬戸陶磁器会館の屋上から瀬戸の街を眺めていると、
かつてここから、
瀬戸電によって大量の陶器が名古屋の堀川へと運ばれ、
さらに名古屋や四日市の港を通じて、
世界へと運ばれていった、
そんな風景がおぼろげに浮かんでくるような気がした、