自然のままに育てるブルーベリー

長久手の農園でブルーベリーを栽培している前澤謙行・真奈美ご夫妻、
ご主人の謙行さんは元NHKの記者、真奈美さんは元鳴海製陶のデザイナー、、、
現役を退いた後に長久手でブルーベリー農園をはじめ、
今では二つの農園でブルーベリーを育て、いろいろなところへ出荷している、、
車で走っていると、、たまにブルーベリー狩りやってます、という看板を目にすることがあるけれども、、、
ぼくにとっては、、、あまり馴染みのない果物である、、、
ケーキの上に2,3粒のっかている、とか、ブルーベリーのジャムとかジュースとかアイスクリームとか、
もちろん、生で食べたことはあるけれども、、、よく食べるというほどではない、、、
ブルーベリーは、ツツジ科に分類される北米原産の落葉低木で、その果実は青紫色のあの小さい粒、、
きっと好きな人も多いだろう、
旬は6月から8月頃、まさに今の暑い時期の果物である、、

毎年たくさんの実を鈴なりにつける姿に由来して、、花言葉には実りある人生・有意義な人生という意味もあるという、、、

なんか前澤ご夫妻にぴったりである、、、
二つの農園を案内していただきながら、
そこでブルーベリーを木からもぎ取ってすぐ食べるという何とも贅沢な食べ方をしながら、、、
ブルーベリー農家として第二の人生を暮らす前澤ご夫妻と、
ちょっと立ち話をしてきた、、、

文・写真 小出朝生

ブルーベリー畑
前澤ご夫妻、
一つ目に案内いただいた農園は、長久手の「あぐりん村」という農産物の直売所の近く、
前澤さんのブルーベリーは「あぐりん村」で購入できる
、、

獲りたて、甘くて、みずみずしい

謙行 これ、後ろが青くなってるのが熟してるやつです、、赤くなってるのはまだ熟してないです、、小さいのも取ってもらっていいですよ、、

ーー(ベルーベリーの実を木からもぎ取っていただく)甘い、甘いですね、、

謙行 ブルーベリーの収穫期っていうのは6月の頭ぐらいから、、品種をリレーしていく感じで、この品種も1ヶ月間で終わって、次の品種に移っていきます、、
今、終わりかけてるのが和製品種で、、、そのあと「ラビットアイ」という違う品種が出てきて、だいたいお盆過ぎぐらいまでが収穫のピークです、、それ以降も取れるんですけどね、、

ブルーベリー
このブルーベリーの品種は何だったかな、、
ちょっと忘れてしまったけれども、和製品種だったかな、、
ブルーベリーは北アメリカ大陸が原産地で、
日本へ入ってきたのは1950年代というからわりと新しい果物である、、、

ーー(また、とれたてのブルーベリーの実をいただく)ありがとうございます、いただきます、、美味しい、、

謙行 本当は冷やした方がグッと甘みが増すんですけど、、、

ーーなんか下がふわふわしますね、、

謙行 ここ、田んぼだったところなんです、、そこにヒノキの皮のチップを撒いて畝をつくって、あとはもう何もしない、、夏は水をあげたりしますけど、秋は水も肥料もあげないです、、

ーー肥料も全くあげないんですね、、

謙行 実は「菌根菌(きんこん)」っていう微生物が根に付いていて、
その菌が、ブルーベリーの木による光合成でできた糖分をもらって、代わりに土の中の窒素とか水分とかをブルーベリーに返すという働きをしています、、、

ーーその菌は、どんな植物にもあるんですか?

謙行 多くの植物は持ってるんです、、山の中でも木が枯れずに育っているのは菌根菌のおかげのようです、、
今、農学系の大学でそういう研究が進められていて、いち早く紹介したのが東北大学の先生です、、
仙台でセミナーをやってて、それを参考にして、岐阜や長野からブルーベリーの苗を運んでもらって植えたんです、、

以前は、教科書に書いてある通り、ピートモスを入れて植えたんですけど、
水はけが悪いし、ピートモスは水をやらないと固まってしまうし、根が広がらなくて結構失敗してたんです、、
うまくいかなくて、何かいい方法ないかなと探して、今の方法にたどり着きました、、、

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