髪は自分で切る

大学の頃から、ちょくちょく髪を自分で切っていた、
頻繁に左側だけ切りすぎて、
なんかおかしな髪型になっていた、、、、
どうもうまく整えられないなあ、
なんかこの頭おかしいんじゃないか、
というか、この髪の生え方が狂っているよな、
と思っていた、、

つむじの位置がおかしいのか、
つむじがふたつあるとか、
もしかしたら、つむじがないとか、
ま、いずれにしても、自分で髪を切って、、
ばっちり決まったということは、まずない、

結局、ある程度、髪を切って、、、、
これ以上切ると取り返しがつかなくなると感じたところであきらめ、
あとは髪が伸びるのを待って、それからまた整えようか、となる、
いや、もうだめだとなったときには、
理髪店へ、

しかし、
理髪店のオヤジもなんか片方だけ短くなりすぎていて、、
整えるのが難しいなという感じだから、
はは、自分で切っちゃって、、あはは、、
という言い訳を言う羽目になる、、

結局、短く切った方に揃えるから、、
全体的にずいぶんと短い髪型になり、
なんだか、しがない二等兵のような雰囲気になる、
その繰り返しだ、、

自分の理想とする髪型は
傷だらけの天使の頃の萩原健一さんなんだけど、
そんな髪型、生まれてこの方なったことがなく、
また、顔が全く違うというか、
どちらかというとかなり間抜けな顔なので、
仮に萩原健一さんと同じ髪型になったとしても、
いや、ぜんぜん似合わない、、、と、
苦笑いをするしかない状況となるのは目に見えているんだけど、、、

作家の開高健さんが、新幹線のビュッフェ(食堂車みたいのが昔はあったのだ)で
お酒を飲んでいると、トンネルの多い山陽新幹線では気分が悪くなると、
どこかで書いていた(と思う)、、、
それは、トンネルに入るたびに窓に自分の顔が写るからで、、、

ぼくも鏡や写真に映る自分の顔を見ると、気分が悪くなるというか、、、
ひどい顔だねえ、、と、嫌になってしまうので、
なるべく鏡を見ないようにしているけれども、
先日、友人と会ったときに、
口に歯磨き粉がついていると指摘されて、
ひどく恥ずかしい思いをした、、

朝、鏡、見ないからさあ、、
ガラガラペッとやって、、
口に歯磨き粉がついていたって気づかないんだよなあ、、
それ以降は、歯を磨いた後、
入念に口の周りを洗って拭くようにした、、

あ、今気づいたけれども、
髪を切るときも鏡は一切見ないから、、、
手の感触だけでどこを切るかを判断するという荒業のせいで、
ちょっとおかしな髪型になるのかもしれないなあ、、と、
そんな気がするなあ、、、

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