栄でフラダンスを堪能する

朝、いつものように自転車で矢田川を渡り、
瀬戸電の踏切を超えて、シャーという音を立てながら坂を下り、
いつもの道へと入っていくと、前方から見慣れた若者がカクンカクンと走ってきたのである、、
今日は白いマスクをしている、、しかし、一目でジミーペイジ似の若者とわかる、
今日は少し余裕を持って家を出たようである、、
今日もいい日になりそうである、、

先日、久しぶりにナゴヤドームというか、バンテリンドームというか、、、
野球観戦をしたのである、、
前日、一番上の席があいていたから購入して息子と二人で行ってきた、、
野球場まで歩いていけるのは、いいものである、、
しかも、川を渡って、踏切を超えていくというのが、またいい、、

野球場の芝生の緑は、どうしてあんなに緑なんだろうか、、
テレビで野球観戦をしていると、、
勝敗だけになってしまいがちだけれども、
野球場で観戦をしていると不思議とそんな気持ちにならないのである、、
純粋に野球を楽しむことができる、勝っても負けても、、
隣の席のヤジも、心地よいのだった、、

日曜日、名古屋の中心地・栄でフラダンスのフェスティバルが行われていたので、
ちょっとのぞいた、、
結構な年齢の女性の方々が、すごい笑顔でゆったりとした動きをしていて、
ちょっと不思議な感覚になるのである、、
しかもである、すごく大勢の女性たちが参加しているのである、、

男の場合は、釣りとかサイクリングとか散歩とか、
なんとなく一人で楽しむ趣味が多いけれども、
女性の場合は、みんなで習い事をしたり、褒めあったり、話したり、
とにかくたくさん集まって楽しむ趣味が多い、、
そういえば、母親も詩吟をずっと習っていて、、、その仲間といろんな所へ出かけていたなあ、、、

たくさんの女性たちのフラダンスを見ていて、
その何かを習うという感覚が、、ぼくにはほぼ理解できなかったのである、
男たちが集まってフラダンスを習う姿を想像できるだろうか、、
フラダンスは無理でも、ゴスペルとか合唱とか、男たちが集まって習い、
どこかの会場で発表会を開催する姿を想像できるだろうか、、
女性のなかに数人男が混ざるくらいはあるだろうけれども、
男だけはちょっと想像できないのである、、、

朝出会うジミーペイジ似の若者がたくさん集まって、習い事をして、
みんなで発表会を行うのは、それはそれですごく楽しそうだけれども、
そんな催しが開催されたらぜひ見に行きたいけれども(参加は断る)、、、
実際にはどうだろうか、、そんなことはあり得ないと思う、、
やっぱり、ジミーペイジ似の彼は、ひとりで楽しむ趣味が似合っている、、

栄のフラダンスの女性たちは輝いていた、、
あんな笑顔で踊れるのは、女性ならではである、、
数年前、愛知淑徳大学の学園祭で、フラダンス部のイベントを見た、、
最後の「虹を」というタイトルの歌と踊りを見ていて、
なんて魅力的なリズムと動きなんだと感動してしまった、、、
栄で開催されたフラダンスの女性たちの踊りは、もっと洗練されていて、
やわらかくて、余裕のある動きがとても魅力だったけれども、
ぼくは数年前の女子学生たちの「虹を」の未熟なフラダンスの魅力にやられてしまっているから、
もう一度、あの初々しくて心底楽しんでいる「虹を」のフラダンスが見たいなあとずっと思っていたのである、、

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