愛知県の魅力ある建物を楽しむ
「あいちのたてもの博覧会(あいたて博)」に参加した。
愛知県内の貴重な歴史的な建物を
建築家、建築史家の案内で見学するというものだ、
いくつかの見学建物のうち、
ぼくは名鉄バスセンターに申し込んで、抽選の結果、当選、
そのおかげで貴重な見学をすることができた、
猪熊弦一郎さんのレリーフ「黎明」、 その前で説明をする建築史家の村瀬良太さん
集合場所は、ナナちゃん人形の前、
そこが名鉄バスセンターの入口だ、
入口のエスカレーターの横には
画家の猪熊弦一郎さんのレリーフ「黎明」がある。
名鉄バスセンターは、昭和42年10月に竣工、
地上69.1ⅿ、地下1階、地上18階
博物館明治村を創設した建築家・谷口吉郎さんが手がけた
日本初のバスターミナルを備えている巨大複合建築で、
今も建設当時の部分を残している、
バスターミナルの長い通路。なんかぐっとくる景色だ
ぼくはあまりこのバスセンターを使ったことがないので、
バスターミナルの長い通路がこんなに魅力的だったなんて、
びっくりした、
当時の内外装タイルが残っているのもわくわくしたし、
屋上からの眺めも素晴らしかった、、
名古屋駅を東西に通る太閤通をまたぐ高架も、
改めて見ると、なかなか不思議な光景だ、
やっぱり、どのように見るか、によって風景は違って見えてくるんだなあ、、
ある別の視点を手に入れると、建物が違って見える、
結果、世界が変わる、、
あいたて博って、楽しいなあ、、
名鉄バスタービルの裏側。夜は灯りがとてもきれいだという。見てみたいなあ、、
それと、もう一つ、思い出したことがある、
以前、このホームページで、
高校時代に、ナナちゃん人形の前で男友達と待ち合わせた話を書いた、
でも、なんで、ナナちゃん人形の前なんかで待ち合わせたのか、
その目的が思い出せなかった、、、
名鉄バスセンターの見学途中の説明で気づいた、
名鉄バスセンターというのは
名鉄バスターミナルビルの3階、4階にあるが、
同ビルの地下1階から地上6階までは名鉄百貨店メンズ館、
7階から10階は名古屋鉄道本社及び名鉄グループ各社の事務所、
11階から18階は名鉄グランドホテルが入居している。
ぼくが高校生のころ、
このビルの6階には映画館があったんだ、、、
そうか、
あの男友達とは、映画を見るために待ち合わせたんだ、、、
太閤通をまたぐ高架。改めて見ると、ほんと不思議
6階からエスカレーターで降りながら、
そうだ、そういえば、こんな感じで
エスカレーターを降りていたなあ、、、
と、当時の記憶・感覚がよみがえってきた、、、
2階から1階に降りるときに、ちょっと歩かないといけなかった、、
そうそう、こんな感じ、
まあ、でも、、どんな映画を観たかまでは、思い出せないけど、、、