松永誠一郎ってかっこいいなあ

なんか自信がなくなったときとか、
ちょっと落ち込んだ時、
あるいは、自分がちっぽけな存在だと知ったとき、
読みたくなる本がある。

そんな勇気づけてくれるような本
そういう本がある人も多いと思うが、
ぼくの場合は、これ、
隆慶一郎の「吉原御免状」「かくれさと苦界行」の2冊である

読んだ人ならわかると思うが、
松永誠一郎がかっこいいんだよなあ、、
すがすがしい心に触れたときの
こんなふうに生きられたらいいなあ、
という思いが湧いてきて、たまらなくいい

自分には無理だけど、
どこかに、
こんなふうにすがすがしく生きている男が、
いるなら、それは生きる価値がある、
いや、こんな男を夢想した隆慶一郎が生きていた、
それだけでちょっと生きる力が湧いてくる、、、

それと、この本のいいところは、
江戸時代の吉原に関する知識が豊富に披露されているので、
吉原がどんなところだったのか、
想像するのがとても楽しくなる、、、

さらに男と女の関係について、
いろいろ深く考えさせられるし、
なんか、男って、
やっぱり女のために生きているんだなあと
なんかいろいろ知ったような気分になって
ひとり、考えに耽りたくなる、、、

まあ、要するに、
どうしようもない一人の男が、
何とか人生を全うするために必要な知識とか、
慰めとか勇気とか悲しみとか決意とか、
たくさん教えてくれるのである、、
よかったら一度読んでみてほしい、、

よかったらシェアしてね!
目次