関西在住の小説家・古流望(こりゅうのぞむ)さんをお呼びして、
どうやって小説を書いてるの? とか
漫画化やアニメになって、うれしかったですか? とか
小説を書くに当たって、一番大切にしていることは? とか
学生たちとともに、いろいろ質問攻めにした、、、
古流さんの代表作「おかしな転生」は、
これまで27巻も続く大ヒット作となっていて、
漫画にもなって、舞台化され、昨年はアニメ化されテレビで放映された、
「おかしな転生」については検索すればすぐにいろいろ出てくるから
リンクを張らないけど、
Amazonプライムでもアニメが観れるので、どうぞ、
古流さんは、小説投稿サイトの「小説家になろう」出身である、
今ではメジャーなサイトになってしまっているが、
古流さんが投稿しはじめた10年ほど前は、
まだマイナーだったものの、
このサイトから書籍化されて
職業小説家としてデビューするひとたちが
ちょうど出始めたころだった、、
もともと古流さんはコンピュータープログラマーだった、
小説家になりたいとも、なれるとも思っていなかったそうで、
プログラムの論文を書く練習として小説を書き始め、
たまたま小説をサイトに投稿したら、それが編集者の目にとまって、
作家としてデビューすることになった、、
「おかしな転生」は、パティシエの主人公が
貧しい領地を治める領主の息子へ転生する物語なのだが、
古流さんは、それをプログラムを設計するように書いている、
たぶん、そこが古流さんの小説のおもしろいところだ、
学生たちとのインタビューを終えて、
これから名古屋のホテルで仕事をするという古流さんを労うため、
名古屋が誇る味噌煮込みうどんを食べに行った、、
お店は川井屋本店、
久しぶりに味噌煮込みうどんを食べたけれども、
やっぱり美味しいなあ、
古流さんも気に入ってくれたようで、よかった、、
ちょうどその日、「おかしな転生」の次の巻の原稿を
出版社へ送ったところだったようで、
来年早々には最新刊が出るんだろうね、きっと、、、
古流さんとの話しの中で、
これから電子書籍は大きな可能性がある、と意見が一致した、
とくに東京以外で出版活動をする場合には、
電子書籍はいいんじゃないか、と、、
ただ、個人でも発信できるようになっているので、
編集者には、深い専門的な知識が、
これまで以上に求められるようになるのでは、と、、
まあ、大変だけれども、
電子書籍で頑張ってみようかなあ、と
暗い空を見上げた夜だった、、
最後、車で名古屋駅まで古流さんを送っていって、
赤信号で停止したところで、
じゃあ、また連絡します、と別れたのち、
ぼくの車が発車するまで、
古流さんは、立ち去らずに立ったまま、、、
信号が青になり、やっと、ぼくの車が動き出すと、
深々と頭を下げて見送ってくれた、、
なんか、すごいなあ、、
その姿に感動してしまった、、