ぶどうづくりはやっぱりアナログなんだわ

金井農園
こんなかわいい作業車はあるけれども、基本的に手作業で袋かけなどを行う

やっぱりブドウは生食がいい

ーーすごいですね、

金井 でも、でもワインで食べていこうと思ったら大変だよ、
本当に日本ワインをもっと広めたかったたら、多少遊びで醸造ができるように、ちょっとゆるい法律にした方が食文化として根付くのではと思うけど、法律上はアルコール1%以下ならつくっていいとか、、、
そんなつくり方なんかできないので、本当のワインって何だろうとかっていうのは自分でつくらないと分からないよね、、

ーーやっぱり、醸造の許可って難しいんですか?

金井 僕らの時は6000リットルぐらいつくらんとOKがもらえなかった、
今は地域限定特区というのができて、2000リットルでOKなところもある、、
ぼくは販売の許可だけ何とかとったんだけど、 その1年後に特区ができて、わりと簡単にとれるようになった、、、
でもぼくも年齢が年齢だから、醸造の許可はとらんで良かったかなと思う、
取っちゃうと後継者を探さないといかんですね、、設備も入れなきゃ入れなきゃいけないし、、

ーーここで栽培してるぶどうは、ワイン用と生食用のぶどうですね、、

金井 これ、いま、うちでつくっているぶどうの品種、、(つくっている品種が乗っているコピーをもらう)

ーーありがとうございます、うわ、たくさんありますね、40種類以上ありますか、、

金井 基本的にこれだけの品種があって、、ワイン用のぶどうは5%ぐらい、、量的にはたくさんはをつくってない、、

ーーああ、そうなんですか、

金井 収穫は8月から9月、で、それをワインにして販売するとなると、
9月頃に醸造所に渡して、翌年の7月以降だな、新しいのが出てくるのは、、、

ーー金井さんにとってぶどうづくりの魅力って何ですか?

金井 ぼくの一番はやっぱり生食のブドウなの、、なんでぶどうは生食がいいかというと、品種によって色が違い、形が違い、大きさが違う、品種ごとにすごいバラエティに富んでいる、
例えば桃とかナシとか柿になると名前が違っても意外にみんな一緒みたいで、見分けがつかない、、、
昔、例えば巨峰中心の時代でも、巨峰は2割ぐらいにして、、
今、シャインマスカットの時代だけども、生産は3割ぐらいに押さえて、自分が気に入った味のぶどうを残すようにしている、、

ーーこんなにたくさんの種類のぶどうををつくっているところはないんじゃないですか、、

金井 ないね、
試験場も、こんだけはようやらんと言っていた、

ーーぶどうづくりで一番大変なところは?

金井 今は、種なしにするのにジベレリンという作業があって、、植物ホルモン剤なんだけど、品種によって花の咲く前につける方法と、花が咲いてからを付ける方法があるんだけど、、
花が咲いた時、満開の時、満開が終わった時、いつやるか、1日、2日の違いで、房の節間が伸びたり縮んだりっていうのがあるんです、、その適期を判断するのが一番神経使うかな、、
雨が降った時にどうするか、ちょっと予期せぬの症状が出た時にどうするか、次はどうつくろうか、
つまり、いつやるかっていう見極めるのが極めて難しいってことです、、、
だからそのね、5月20日からね、6月の上旬ぐらいまで、すごい緊張感で、、、
それ、誰も頼る人いないから、自分で決める以外ないんだ、、

金井重斗さん
この日は、休日で桜がちょうど満開の時期だったので、たくさんの客さんがやってきていた、、そのお客さんひとり一人にやさしく声をかけていた金井さん

ーーそれが失敗したら大変ですね、、

金井 失敗したら補うような次の作業があるんだけど、でも、やっぱり的確にやると次の作業も楽だし、、
ワイン用ぶどうをつくるより生食用をつくるのは5倍は大変だね、、
ワインのぶどうは、結構みんなほったらかしてつくる人が多い、で、それでも結構いけちゃう、、
でも、うちの場合は、ワインぶどうも雨よけの袋までかけちゃうけど、、ほかの人ほとんど袋もかけないし、、

ーーフランスとかは、どんな感じでつくってるんですか?

金井 あっちは雨が少ないので、袋はかけない、自然のままで、、
ただ、近頃、気候変動でスコールとかあって、収穫が9割減とか、腐ってしまったり、予期せぬ天気でい苦労しているみたい、情報で知っているだけだけどね、、

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